2011/03/19

友人がミネソタ(特にミネソタ大学)にいる日本人が地震についての想いを話し合える場を作りたい、とみんなに声をかけ、それが実現したので行ってきました。一応カウンセリング経験者ということで呼ばれたんですが、それよりも、普通の参加者というという感覚で参加させてもらいました。

皆さん、その人なりのやり方で母国を想い、心を痛め、無力感と戦い、普通の生活が送れていることへ罪悪感を感じたりしています。多くの人はインターネットにかじりついて情報を追っていたようですが、私の場合は逆。ニュースは最小限しか見ないようにしています。自分は何もできないのに情報だけ入ってくるのは辛いのです。特に被災された方の個人個人のストーリーは心がつぶれそうになります。出勤前や、仕事中に間違って、妻子を失くした市職員の話なんかを読んでしまったら、もう大変です。

私は人間の強さ、特に日本人の打たれ強さを心から信じています。私は海の向こう側でそれを応援しながら、自分のすべきことにベストを尽くしかできません。それでも、アメリカ人に「まるを知っているから日本が前より身近な国に思えて、だから募金しよう」と思ってもらえるような日本人でいたいと思っています。

実は今、春休みを利用してメキシコに来ています。こんなときにヴァケーションなんて、申し訳ないなぁと一人罪悪感を感じていましたが、私がヴァケーションに行かなかったところで、何かが変わるわけでもないので、楽しませてもらうことにしました。なので、次回はメキシコの話。

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